8日に京都市で開催された第13回世界核医学会の開会式に、天皇陛下が英語で寄せられたビデオメッセージの和訳全文は以下の通り。
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第13回世界核医学会の開会式が、世界の多くの国と地域から参加される皆さんを迎えて開催されることを喜ばしく思います。
1970年に設立された世界核医学会の第1回大会は1974年に日本で開催され、当時皇太子同妃両殿下であられた上皇上皇后両陛下が開会式に御臨席になりました。この度、約半世紀ぶりに日本で開催されるに当たり、このように挨拶ができることをうれしく思います。
核医学は、放射性医薬品を用いて様々な臓器の疾患の診断や治療を行う医療分野であり、世界的に患者数が増加しているアルツハイマー病の診断、心筋梗塞などの心臓疾患における診断、また特に近年は、がんの治療に重要な役割を果たしていると伺っています。
世界核医学会では、このような核医学診療の世界への普及や発展途上国への支援を活動の主要目的にしていると伺っております。長年にわたり核医学の発展のために努力を重ねてこられた世界の関係者の皆さん、そして設立当初から世界の多くの国と地域と共に活動を続けてこられ、また、新型コロナウイルス感染症の影響による様々な困難に直面する中でこの会合を実現された国内の関係者の皆さんに対し、敬意を表します。今後、この医療分野が世界へ広く普及し、人々の健康増進につながることを期待しています。
この度の会議において、参加者の皆さんが様々な議論や交流を通じて知見を深めるとともに、この会議が大きな成果を収め、核医学分野の更なる発展に寄与することを願い、開会式に寄せる言葉といたします。
第13回世界核医学会開会式における天皇陛下おことば
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