今年で創立100周年を迎える東急は10日、100周年のロゴマークを基調とした車体ラッピングや、車内に同社の歴史を紹介するポスターをあしらった特別企画列車の運行を始めた。この日は目黒線で運行をスタートし、ほかの東急路線でも4月中に順次投入される。今回の「100周年トレイン」は来年3月末まで運行する予定。
鉄道会社としてスタートした東急グループは、東急電鉄の前身である目黒蒲田電鉄株式会社が設立された大正11(1922)年9月2日を創立日としている。
東急が初めて街づくりを手がけた地である田園調布駅では10日、100周年トレインの出発式典が行われた。東急の野本弘文会長は「この田園調布は今から100年前、渋沢栄一翁が理想的な田園都市をつくるということで街づくりを行ったことが始まり」と説明。都心との交通を結ぶために目黒蒲田線(現目黒線)が整備されたとし、「100年前からその良さを随所に残して今日に至った。それを保っていただいたのも地元の努力があったればこそだ」と感謝を述べた。
その後、同駅に到着した100周年トレインに出席した地元住民らが乗り込むと、真っ白な制服に身を包んだ木下哲駅長は手を上げて出発の合図を送り、ゆっくりと走り出した電車に手を振って見送った。(桐原正道撮影)
東急、全路線に順次投入「100周年トレイン」出発進行
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