「えっ!これ校舎なん、お城とちゃうの?」そんな声が聞こえてきそうな学び舎が大阪芸術大学(大阪府河南町)に現れた。もちろん授業などを行う正規の施設で、クリエーターなどを目指す「芸術学部キャラクター造形学科」の約500人の学生のために作られた。
同学科は、「漫画」「アニメーション」「ゲーム」「フィギュアアーツ」の4コースがあり、授業はもちろん、撮影の実習や映画のセットなど、建物自体を教材として活用できる。
ドイツの「ノイシュヴァンシュタイン城」などを参考に建設したといい、土壁や床など細部にわたって古城の雰囲気が再現されている。
城をモチーフにしたデザインについて、塚本英邦副学長は「予想していたよりも〝城〟らしく仕上がった。非現実を感じながら、発想力を鍛えてほしい」という。
学舎内は中央部分を吹き抜けにした4階建てで、吹き抜けを囲むように大小さまざまな教室が並ぶ。外観と違い教室内は、装飾などはなく、机といすが並ぶだけのシンプルなつくり。
トイレはとても豪華。丸い鏡と洗面台はホテルのようで、アンバー系の照明も雰囲気がある。3階のテラスからは府内を一望でき、学生の憩いの場になりそうだ。
里中満智子学科長は「夢を形にすることを学ぶ学科。刺激を受けてより個性を磨いてほしい」と話す。講師には現役の漫画家や造形作家が名を連ね、最先端技術を学べるまさに夢のある学科。
同学科2年の馬場小次郎さんは「内装もお城っぽくてめっちゃ興奮した。アニメの世界観を考えるときにインスピレーションのきっかけになりそう。ハリーポッターに入ったようなワクワク感がある」と話していた。
運用は来年4月から、ハリーの魔法のような素敵な作品の登場を期待したい。
「セレクション」大阪芸大にお城出現
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