初夏を迎えた札幌市内の中心部で、白い綿毛がふわふわと風に舞う光景が広がっている。吹雪のようにも見えるが、その正体は綿毛が付いたポプラの種子。敷地内に数多くのポプラが植生している北海道庁周辺では幻想的な景色が広がっている。
ポプラはヤナギ科の落葉広葉樹。主に街路樹や景観用に持ち込まれた外来種で生育が早く、枝は上方向に伸びる。15メートル以上の高さまで細長い円柱状に成長するのが特徴だ。道内では有名な北海道大学構内のポプラ並木をはじめ、道庁周辺など札幌市内で数多くみられる。
北海道の林業試験場森林環境部環境グループの速水将人さんによると、この綿毛が飛び始めるのは6月ごろから。4月から5月に受粉した後、イモムシに似たひも状の赤い花が咲き、6月ごろから成熟した実が綿毛となって飛散する。札幌市民にとっては初夏の到来を知らせる夏の風物詩だ。
日に聖火セレモニーの会場となった道庁赤レンガ前の札幌市北3条広場(通称アカプラ)では会社員らが昼食を食べたり、一休みをしたりする中、緩やかな風に乗って綿毛があちこちに浮遊。風が強くなると吹雪を思わせるような景色も広がった。休憩をしていた20代の女性会社員は「夏なのに吹雪の中にいるような不思議な感じ」とにっこり。歩きながら辺りを見回す市民の姿も多かった。
速水さんは「6月末ごろまでは綿毛の飛散が続く見通し」と話している。
夏なのに吹雪? 実はポプラの綿毛です
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ