政府の観光支援事業「Go To トラベル」の対象に東京発着旅行が追加されて初の週末となった3日、関西の観光地は、新型コロナウイルスの流行で旅行を控えていた多くの人でにぎわった。本格的な秋の行楽シーズンを前に観光客らは「楽しみたい」と笑顔を見せた一方、感染しないよう留意する声も聞かれた。
奈良市の奈良公園では、にぎわいが少しずつ回復し、観光バスや修学旅行生の姿も目立つようになってきた。この日は公園周辺の駐車場の利用も目立ち、県外のナンバーが多く見られた。
新幹線に乗り、妻と娘らの5人で奈良公園を訪れた川崎市の会社員の男性(56)は東大寺や正倉院を見学したといい、「家族に奈良を見せたいとずっと思っていた。『Go To』を使い、ようやく来ることができた」と笑顔で話した。
東大寺大仏殿の近くで名物「柿の葉寿司」を販売する売店兼茶屋によると、外国人観光客で混雑した昨年と比べ、売り上げは一時、大きく落ち込んだが、今では6~7割程度まで回復したという。販売担当の男性(49)は「秋の観光シーズンに向け、新幹線で観光客が東京から京都、奈良へと訪れる流れができれば」と語った。
「Go To」東京解禁後、初の週末 奈良公園の様子
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