警察庁は2日、地下鉄サリン事件などで特別手配中のオウム真理教元信者、高橋克也(53)と菊地直子(40)の両容疑者について、逮捕に結びつく有力情報の提供者に支払う懸賞金を、これまでの500万円から2倍となる1千万円に引き上げた。
教団元幹部の平田信容疑者(46)が逮捕されて以降、高橋と菊地の両容疑者についての情報提供が増えるなど事件への関心が高まっている状況を踏まえて引き上げを決めた。
1千万円の内訳は公的懸賞金(捜査特別報奨金)が800万円、警察OBの組織が設けている私的懸賞金が200万円。このうち、公的懸賞金がこれまでの300万円から800万円に引き上げられた。
警察庁では今回の引き上げに伴って、ホームページ(HP)上に掲載している懸賞広告の内容を一部変更したほか、今後はポスターなども修正して周知を図っていく。また、警視庁が作成した教団関連の容疑者に関する広報用DVDも手直しした上で、全国の警察本部に送付した。
公的懸賞金制度は平成19年4月からスタートし、現在は22事件が対象。同制度の対象事件のうち、これまでに懸賞金の引き上げと支払いが行われたのは、千葉県市川市の英国人女性殺害事件だけで、懸賞金は100万円から1千万円に引き上げられ、容疑者の逮捕に結びついた情報の提供者4人に計1千万円が支払われている。
オウム2容疑者の懸賞金、1000万円に引き上げ 警察庁
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