ホンダは3日、東京都内で今季のモータースポーツ参戦体制発表会を開き、佐藤琢磨(35)が米最高峰の自動車レース、インディカー・シリーズに「レイホール・レターマン・ラニガン(RLL)」チームから参戦すると発表した。佐藤は同シリーズ参戦3年目で初の移籍。また佐藤が国内最高峰の全日本選手権フォーミュラ・ニッポンにスポット参戦することも明らかにされた。
昨年、ポールポジションを2度獲得しながら、決勝では最高4位と表彰台に立てなかった佐藤は「大きなチャレンジ。昨年なし得なかった優勝という目標に向けて、新体制でがんばりたい」と話した。
RLLは、かつて米最高峰だったCARTシリーズで3度王座を獲得したボビー・レイホール氏がオーナーの一人で、世界最大のレース、インディアナポリス500マイル(インディ500)を制した実績もある。
近年はアメリカン・ルマン・シリーズに参戦し、一昨年にはGT2クラスのチーム王座を獲得しているが、インディカー・シリーズでは2009年以降、インディ500のみのスポット参戦が続いていた。今季、シャシーとエンジンが一新されるのを機にフル参戦を決定。チームを引っ張るドライバーとして佐藤に白羽の矢を立てた。2台体制で、もう1台のドライバーは未定。
佐藤は「ボビーは壮大な構想を描き、その中で僕が必要と言ってくれた。歴史に刻めるような力強い走りを見せたい」と意気込みを示した。
またオートバイでは、ロードレース世界選手権シリーズ最高峰のモトGPクラスで、昨年総合王者のケーシー・ストーナー(オーストラリア)とダニ・ペドロサ(スペイン)らを起用し、2年連続でライダー、チーム、製造者部門の3冠を目指す。同クラスに参戦していた青山博一はスーパーバイク世界選手権シリーズに移り、高橋裕紀は引き続きモト2クラスに臨む。
琢磨 3年目V目指す、Fニッポン出場も
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