第27回「正論大賞」(フジサンケイグループ主催)の贈呈式が22日、東京都港区のグランドプリンスホテル高輪で開かれ、大賞を受賞した拓殖大学総長・学長の渡辺利夫氏(72)にブロンズ彫刻「飛翔」(御正進氏制作)と副賞100万円が日枝久フジサンケイグループ代表から贈られた。また、第12回「正論新風賞」を受賞した学習院大学教授の井上寿一氏(55)にブロンズ彫刻「ソナチネ」(小堤良一氏制作)と副賞50万円が豊田皓フジ・メディア・ホールディングス社長から贈られた。
渡辺氏は「感激とともに改めて身の引き締まる思いだ」、井上氏は「研究活動に一層努めていきたい」と受賞の喜びを語った。
正論大賞は「民主主義と自由を守り、発展させる」という「正論路線」の言論で傑出した学者らに贈られる。アジア経済研究の権威である渡辺氏は、中国の海洋覇権主義への警鐘や日米同盟の強化など、建設的な提言を行ってきたことが評価された。
正論新風賞は21世紀を担う気鋭の言論人を表彰する。歴史政策論を専門とする井上氏は、昭和戦前期の教訓から新しい国家像を模索する試みが評価された。
第27回「正論大賞」贈呈式 渡辺利夫氏「日本の指針、訴え続ける」
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