トピー工業は6日、東京電力福島第1原発の復旧作業向けに探査ロボット「サーベイランナー」を開発したと発表した。70センチ四方の狭いスペースでの旋回、急勾配でぬれた階段での昇降が可能で、原子炉建屋内でもスムーズに測定作業ができるとみている。月内をめどに東電に無償で貸与し、放射線が強く立ち入りが制限されている原発内での作業に活用してもらう。
同社は昨年3月の原発事故以降、東電に自社技術をアピールしてきた。昨年10月に東電から具体的な技術要件などを聞き、約4カ月かけて開発した。
サーベイランナーは全長約50・5センチ、幅51センチ、高さ83センチで重さ45キロ。最高時速約2キロで走行し、バッテリーは約5時間保つ。70センチ四方のスペースでの旋回、最大45度、23・5センチの段差まで昇降が可能で、小回りが利くのが最大の特徴だ。
無線と有線の両方での通信が可能。カメラ5台や放射線の測定器を搭載し、リアルタイムで放射線量の計測や映像の録画、データ収集などの記録機能も充実させた。同社では「走行性能を保ったまま小型化するのが一番難しかった」と話している。
原発内スイスイ 復旧支援を行う探査ロボットを東京電力に無償貸与
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