広島市の安佐南区、安佐北区で20日に起きた集中豪雨災害で、広島県警によると、土砂災害などによる死者は18人となった。依然13人が行方不明になっている。一方、安倍晋三首相は同日、官邸で記者団に、災害救助にあたる自衛隊の規模を数百人規模にするよう指示したと明らかにした。
安佐北区では20日午前1時半から3時間の降雨量が観測史上最大を記録。広島市などに土砂災害警戒情報が出ていた。広島県の派遣要請に基づき、陸上自衛隊の隊員約30人が救助活動を行っている。
広島市災害対策本部によると、午前3時20分ごろ、安佐南区山本で11歳と2歳の男児が生き埋めになり、救出されたがいずれも死亡が確認された。
安佐北区可部東で住民5人の救助活動を行っていた男性消防隊員(53)が土砂崩れに巻き込まれて死亡した。また、安佐南区緑井で土石流に流された77歳の女性と、同区八木で自宅が土砂に埋まって生き埋めになった男性2人の死亡も確認。このほか八木地区で15歳の女性と祖父母の計3人が、可部東地区でも数人が生き埋めになった-との通報もあった。
広島地方気象台によると、安佐北区付近では20日午前3時半ごろ、1時間に100ミリを超える「記録的短時間大雨情報」が出され、多いところでは121ミリを記録。同区と安佐南区では避難勧告が出ていた。
死者18人に 広島市土砂災害
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