太地町で行われているイルカや小型クジラの追い込み漁が9月1日に解禁されるのを前に、県警と第5管区海上保安部は22日、反補鯨団体による妨害行為を想定した合同警備訓練を太地港で行った。
約110人が参加し、違法行為に対処するため真剣な表情で訓練に取り組んだ。
訓練は、反捕鯨関係者が乗った小型船がイルカのいけすに接近して、作業中の漁業関係者に罵声を浴びせるなどの妨害行為をしているとの想定で実施した。海保がボート2隻で駆けつけ妨害をやめるよう警告。小型船は逃走を図ったために追尾して2隻で連携して挟み停船させた。海保の立ち入り検査の際に暴行したため公務執行妨害で逮捕した。
また、イルカを搬送しているトラックに対して反捕鯨関係者が車で道をふさぐなどの妨害行為を行ったとの想定で実施された。
警告にも関わらず、しつこくビデオ撮影を行ったり、トラックの前に座り込むなどの行為を行ったため、威力業務妨害で現行犯逮捕した。
追い込み漁を行っている「太地いさな組合」の松本修一組合長は「本格的な訓練を見て、非常に頼もしい。今年は活動家らが増えることは覚悟しているが、誇りをもって漁を続けていきたい」と語った。
海保が反捕鯨団体想定した訓練 和歌山県太地町
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