旧豊郷小校舎など著名な施設を多数設計した建築家で、教育や医療などさまざまな事業を手がけたウイリアム・メレル・ヴォーリズ(1880〜1964年)。今年で没後50年を迎え、ゆかりの地・近江八幡市で4日、業績をたどる記念行事が始まった。
設計した建築物の公開をはじめ多彩な催しでヴォーリズの生涯を顕彰。主催する実行委は「とくに地元の子供たちに関心を持ってほしい」と期待を寄せる。
ヴォーリズは、明治38年に英語教師として米国から来日。その後、建築家となり全国に1500以上の建築物を残したほか、「近江兄弟社」の設立に携わり、同市を拠点に医療や教育、福祉などの事業でも成功を収めた。
記念行事は「ヴォーリズ・メモリアルin近江八幡」と題してこの日、スタート。かつてのヴォーリズの自宅「一柳記念館」をはじめ、ヴォーリズが初めて設計した「アンドリュース記念館」など同市中心部にあるヴォーリズゆかりの建築13棟の公開が始まった。また期間中、生前に親交のあった人や建築家らによる講演会、同志社大や関西学院大などヴォーリズに縁のある大学の学生らによる演奏会などが連日予定されている。
建築家・ヴォーリズの没後50年で記念行事
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