国内最大のカメラ展示会「CP+(シーピープラス)2015」が12日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開幕した。主催は、カメラ映像機器工業会(CIPA)。カメラメーカーをはじめ、131社・団体が出展。15日まで開催し、7万人の来場を見込む。スマートフォンの普及や、中国、欧州市場の景気低迷などに押され販売苦戦が続くデジカメ市場にあって、各社は、主力のデジタル一眼レフやミラーレス一眼、コンパクトデジカメなど、全体として、高画質や高機能品など付加価値の高い機種をアピールし、市場の活性化を狙う。
一眼レフはキヤノンとニコンが戦略機を投入する。キヤノンブースでは、世界最高画素数となる約5060万画素のセンサーを搭載し、高い解像度の撮影を実現できるデジタル一眼レフカメラ「EOS 5DS」に話題が集まっていた。
対するニコンは、5月に投入予定で、同社初となる天体撮影専用の超高精細撮影が可能な「D810A」など、ユーザーニーズにきめ細かく対応する点をアピールした。
また、市場全体が縮小するなかでも比較的堅調に推移しているミラーレス一眼カメラのラインアップを手厚くするのは、富士フイルムやオリンパスだ。
富士フイルムは、液晶モニターが175度回転し、自分撮りに最適で、今月26日に発売するプレミアムミラーレスカメラ「X-A2」を展示。人間の瞳だけにフォーカスを合わせる機能などオートフォーカス(AF)機能を向上させた。
ソニーは、国内で年内にも投入予定のミラーレス用レンズ4種を公開し、初めて試せるとあって、注目を集めた。
リコーイメージングは、今年中に発売予定のペンタックスブランドのデジタル一眼を参考出品として展示し注目を集めていた。
CIPAの調べによると、平成26年のデジタルカメラの総出荷台数は、コンパクトデジカメの凋落に歯止めがかからなかった影響などで前年比30.9%減の4340万台にとどまった。27年は、スマホでは難しい高画質撮影などの需要から、「一眼レフなどレンズ交換式は堅調に推移する」(CIPA)と見通すものの、コンパクトデジカメの落ち込みは続き、20.0%減の3470万台とさらに減少すると見込む。
CP+2015 最新鋭カメラなどを展示 パシフィコ横浜で15日まで
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