「ナビゲーター、タイムハック」。機長の声が響くと「5、4、3…」カウントダウンが始まった。
声の主は梅田昭美3佐。空自でただ1人の女性ナビゲーターだ。
所属は航空自衛隊小牧基地(愛知県)の「401飛行隊」。ナビゲーターの業務は任務に必要な時間の計算、天候の確認など多岐にわたる。「タイムハック」は時刻合わせの意味で、ハックが0秒をあらわす。
国際平和協力隊として南スーダン、また緊急援助隊でネパールやマレーシアに派遣された経歴を持つ。
「…3、2、1ハック、1、2」梅田3佐のタイムハックで、パイロットと副操縦士が時計を合わせる。この日は、患者移送を想定した図上訓練が行われた。
401飛行隊は、主に「C-130H輸送機」を使用する。同機は〝世界最高の輸送機〟ともいわれ、約20㌧に相当する隊員や物資を輸送できる。
梅田3佐は「クルーの雰囲気をよくすることもナビゲーターに必要。機長の女房役的な側面もあるんですよ」と話す。
今後は「女性自衛官として、仕事と家庭の両立などのサポートをしていきたい」という。2児の母である梅田3佐の言葉から暖かさと自信を感じとった。
セルフディフェンス「自衛隊のいま」女性航空自衛官・ナビゲーター
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