アジア最大級のカメラショー「CP+(シーピープラス)」が25日、横浜で開幕した。
例年、各カメラメーカーが発売する最新機種のお披露目の場として、プロ・アマ問わず大きな注目を集めるイベントだが、今年のムードはひと味違う。
四年に一度の“五輪イヤー”ということもあり、リオ五輪にあわせて、キヤノン、ニコンの二大メーカーがフラッグシップ機(最上位機種)を投入したからだ。
キヤノンは「EOS 1D X markⅡ」、ニコンは「D5」を、それぞれ最近発表したばかり。
プロカメラマン御用達のスーパーカメラを見て・触って・確かめる、そんなチャンスを逃すまいと、多くの来場者が両メーカーのブースに長い行列を作った。
過酷な環境下でのハードな使用にも安心して撮影に集中できるという点では、キヤノン、ニコンともに言うまでもない。
EOS 1D Xはライブビュー撮影時に最高約16コマ/秒という超高速の連写が可能。AF・AE追従でも約14コマ/秒を達成、人間の限界を超えた撮影を容易にしてくれるに違いない。
D5はニコン史上最高の常用感度ISO 102400にとどまらず、3280000相当までの増感を実現、夜景撮影でのアドバンテージが期待できる。
スピードではキヤノン有利、高感度ではニコンと言えそうだが、いずれもプロのニーズに応えたハイスペックマシン。どちらを選んでも間違いなしだろう。問題があるとすれば、その価格だ。70万円前後、お値段も「プロ仕様」…いや、プロでも費用対効果で選べない人が多いのでは?
五輪会場の報道カメラ席における、キヤノンとニコンのシェア争いは、カメラファンや報道各社の間で「白黒戦争」などと称される。
大砲のような超望遠レンズの外装の色が、キヤノンは「白」、ニコンは「黒」であることから、カメラ席の両者の割合が、はっきりと見て取れるのだ。
果たして、リオ五輪の競技会場での「白黒戦争」の軍配はどちらに上がるのか?日本選手団のメダル争いに加えて、観戦時の楽しみのひとつに追加してみては?
横浜で「CP+2016」開幕 五輪イヤー、フラッグシップ機の戦い
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