【リオデジャネイロ=佐々木正明】8月5日のリオデジャネイロ五輪開会式が行われるマラカナン競技場の敷地内で22日夜(日本時間23日午前)、不審な紙袋が見つかった。警察は爆発物処理班を出動、付近道路を2時間にわたり通行止めにし、紙袋に簡易な爆破装置をつけて爆破させ、処理した。
産経新聞の取材に応じた処理班の隊員によると、紙袋の中には、黒い旗でぐるぐる巻きにされた物体が入っており、念のため、爆破して処理したのだという。隊員は「いたずらの可能性がある」と説明した。当時、開会式のリハーサルが行われていた競技場は一時、緊迫に包まれた。けが人はいなかった。
不審物はマラカナン競技場の正面入り口のすぐ前に置かれていた。通報を受け、22日午後8時ごろ、爆発物処理班が現地に到着。キャタピラが付き、ラジコンで遠隔操作された専用ロボットがまず出動し、不審物の中身をモニターで詳しく確認した。
その後、宇宙服のような対爆スーツを着用した隊員が不審物に近づき、爆発装置をセット。午後10時ごろ、対爆スーツの隊員が「爆破、爆破、爆破」と3度叫んで、周囲に待機していた別の隊員に合図し、爆破させた。周囲には、「ボン」という低い爆発音が鳴り響き、振動が起こった。
隊員は「7月に入り、市内では6個の不審物が見つかり、うち3個は爆破させ処理した」と話した。
開会式の競技場で不審物「爆破」 瞬間を本紙カメラがとらえた! 黒い旗で巻かれた物体を処理班、ロボも出動
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