夕日を浴びて水面が鮮やかに輝いたのち、真珠湾には明かりがともされた。
今月26、27日、安倍首相がハワイ・真珠湾を訪問する予定。米大統領との合同慰霊は初めてとなる。真珠湾を含めたオアフ島は空港のボディーチェックの強化や遊覧ヘリの飛行制限、交通規制をするなど両国首脳を迎える緊張感が少しずつ高まっているように感じた。
昭和16(1941)年12月8日未明(現地時間7日)、米太平洋艦隊の拠点だった真珠湾を日本軍が攻撃。中心的な標的となったフォード島には、日本軍の攻撃で今も沈んだままの戦艦アリゾナと、昭和20(1945)年9月2日、東京湾での降伏文書調印の舞台となった戦艦ミズーリが並んで係留されている。開戦の象徴と終戦の舞台が隣り合う真珠湾は75年の時を経て、日米和解の海に変わろうとしている。
当時、真珠湾に面した集落に住み、真珠湾攻撃に遭遇したロバート・リーさんさん(95)は「当時は20歳で会社勤めでした。7日午前8時頃、日の丸をがついた戦闘機が飛び回り、戦艦オクラホマや戦艦アリゾナに爆撃し、炎があがったのを今でもはっきり覚えている。オバマ大統領と安倍首相が真珠湾に来るのは大変うれしいこと。でも、ずいぶん長い時間がかかったね」と、少しだけほほ笑んだ。(写真報道局 鈴木健児)
view 日本の首相を待つ大戦の“記憶” ハワイ・真珠湾
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