ポルトガルのリスボンからノルウェーのベルゲンまで、5200キロを超える「乗り鉄」の旅に出た。ユーラシア大陸の西端から北欧まで、ヨーロッパ9カ国を12日間で縦断する、ちょっと強引なスケジュール。
地続きの国境を自由自在に乗車できる鉄道周遊券ユーレイルパスを使って乗り継いだ列車は24本。スイスの登山鉄道を経て、ドイツを寝台列車で北上し、さらにデンマーク、スウェーデンを一気に走り抜けた。
乗り鉄のスタートはサンタ・アポローニア駅。国際列車が発着するターミナルにしてはちょっと寂しい感じだ。見渡したところプラットホームは7番までしかなく、日本のように発車を知らせるベルや構内アナウンスも聞こえない。
乗車するのはマドリード行きの国際夜行列車だ。「旅の始まりからいきなり寝台列車とは」と感傷的になる。哀愁漂うポルトガルの大衆歌謡ファドが聞こえてきそうな情景だ。
列車は個室内に寝台、トイレ、シャワーが設置されたデラックス寝台です。車体に「トレンオテル」と表示されていた通り、室内は明るく清潔感がありホテルのようだ。夜行列車のランクでは最上級のカテゴリーとなる。
出発から間もなく乗務員が素早く座席をベッドに変えてくれた。そして、いつの間にか横になり眠ってしまった。
◇ 今回の行程 ◇
【1日目】○羽田空港発、パリ経由でリスボン到着
【2日目】○21:25 リスボン・サンタ・アポローニア駅発 HOT335
乗り鉄 欧州縦断5200キロ ポルトガル編
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