最終回のノルウェー編は、鉄道ファン憧れのベルゲン急行とフロム鉄道。さらに世界遺産に登録されているフィヨルドのダイナミックな自然景観を船から堪能。北欧ならではの光景を紹介する。
ノルウェーの首都オスロと第2の都市ベルゲンを結ぶ、通称「ベルゲン急行」は変化に富んだ自然が楽しめる。オスロ中央駅を出発した列車は、あっという間に郊外に。住宅地が遠くなると、森林や湖水地帯が左右に広がりる。そして、車窓に山や谷が迫り、いつの間にか木々がなくなり、岩と草地だけの荒涼としたツンドラのような風景に変わった。出発から4時間弱、この鉄道で最高地点、標高1222メートルのフィンセ駅に到着。間もなくフロム鉄道の起点となるミュルダール駅。
ミュルダール駅で乗り換えたフロム鉄道は1940年の開通で、全長20キロながら標高差864メートルを50分でかけ下りる。スイスの登山鉄道のような歯車式ラックレールやスイッチバックなど小細工なし。迫力ある断崖絶壁や渓谷美など、次々と絶景が展開し、乗客は終点のフロム駅まで車窓にかぶりつき状態だ。
途中のショースフォッセン駅では滝見のために5分間停車する。この路線最大の見どころですが、落差93メートルのショース滝は大部分が凍結していた。水量の多い季節はホームにまで水しぶきが飛んでくるそうだ。
乗り鉄 欧州5200キロ ノルウェー編
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