パナソニックは7日、創業から100周年を迎え、大阪府門真市の本社敷地内に「パナソニックミュージアム」を開館した。創業者の経営理念を紹介する「松下幸之助歴史館」、家電製品を展示する「ものづくりイズム館」などがあり、「経営の神様」として知られる幸之助氏の理念とともに、1世紀にわたって人々の暮らしを支え続けた歩みをたどることができる。津賀一宏社長は「次の100年に向けた新たな一歩を踏み出す」と決意を述べた。9日から一般公開される。
松下幸之助歴史館は、同館に隣接していた旧歴史館を再現した。館内には、幸之助氏の生涯や言葉とともに、戦争を経て会社を再建し、欧米文化も取り入れながら成長してきた歴史を紹介。100年前の大正7年の創業時に工場兼住宅として使われた家屋の実物大模型も展示され、幸之助氏に関する資料や映像なども閲覧できる。
旧歴史館は昭和8年、創業以来3番目の本店として建設され、経営の針路を定める象徴として2階正面に設けられた舵輪(だりん)、ステンドグラスの丸窓がはめ込まれた南欧風の建築が特徴。幸之助氏がこだわりをもって造ったとされる。
旧歴史館は、ものづくりイズム館としてリニューアルされ、かつて三種の神器といわれたブラウン管テレビや洗濯機など550点を公開している。津賀社長は「地域や社会に開かれた場として、弊社が社会とともに歩み発展していく、その象徴になれば」としている。入館無料。問い合わせは同ミュージアム((電)06・6906・0106)。
パナソニック 創業100周年迎え「パナソニックミュージアム」を開館
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