昭和大(東京)は15日、記者会見を行い、医学部一般入試の2次試験で、現役と1浪の受験生に加算する得点操作をしていたと発表した。2期試験で補欠者の中から同大出身者の親族を優先的に合格させていたことも明らかにした。いずれも募集要項などで周知せず、2浪以上の受験生が不利な扱いを受けていた。会見した小川良雄医学部長は「受験生や社会の信頼を損ない、深くおわび申し上げる」と謝罪した。
昭和大によると、一般入試は1期と2期に分かれ、いずれも学科による1次試験の通過者が、面接や小論文、調査書による2次試験に進む。得点操作は平成25年の入試から行っており、2次試験の調査書評価の際、現役に10点、1浪に5点を加算していた。
さらに2期試験では、辞退者が出ることに備えて定員の20人より多めに合格者を出し、定員を上回った分に、本来補欠に回るはずの卒業生の親族を組み込むなどしていた。
小川医学部長は「現役や1浪の受験生は優れた医学生になることが多く、将来性が高いと考えた。不正とは考えていなかったが、指摘を受けて問題があると思い直した」などと釈明。
同窓生の親族を優先させたことについては「繰り上げ合格の連絡をしても入学してくれるとはかぎらない。同窓生の親族は確実に入学してくれる可能性が高いと考えた」と説明した。
【ノーカット】昭和大学6年前から入試操作 医学部入試について記者会見
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