パナソニックは2日、家の中の家電製品などがインターネットにつながり、人工知能(AI)が住人のライフスタイルを学習して暮らしをサポートする次世代住宅「カサート アーバン」を3日に発売すると発表した。モニターで気候に合わせた料理を提案してくれたり、家族の記念日には音楽や照明でサプライズ演出もしてくれる。
創業100周年の記念住宅として、米シリコンバレーの拠点で開発した「HomeX(ホームエックス)」と呼ぶシステムを導入した。
各部屋やキッチンなどに設置されたモニター(横32センチ、縦15センチ)で、家全体の照明やシャッターを遠隔操作。住人の好みや天気に合わせて、お薦めの生活情報を表示してくれる。
例えば、寒い日には体が温まる料理メニューを複数提案。朝は部屋のシャッターが徐々に上がり、住人の好きな音楽を流して起床の手助けをする。また、台風の接近時には自動で窓のシャッターを閉め、停電に備えて蓄電池の充電を始めるなど安全もサポート。クリスマスの夜は部屋の照明が消え、ツリーのライトが点灯するなど、記念日にサプライズ演出もする。
参考価格は延べ床面積152平方メートルで4千万円(税別)。他の住宅メーカーにも、システムの販売を目指す。馬場渉・ビジネスイノベーション本部長は「今後、住宅は想像できないようなハイテク化が進む。このシステムを世界展開したい」と述べた。
住むほどに住民好みに パナがAI住宅を発売
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