安倍晋三首相(自民党総裁)は11日、内閣改造を行い、皇居での認証式を経て、第4次安倍再改造内閣を発足させた。閣僚19人のうち、小泉進次郎環境相ら初入閣は13人で安倍政権で最多となった。重要閣僚や党要職には次世代を担う「ポスト安倍」を配し、「安定と挑戦の内閣」で憲法改正や社会保障改革など重要課題に総力で取り組む構えだ。
首相は同日夕、官邸で記者会見に臨み、憲法改正について「必ず成し遂げる決意だ」と明言。7月の参院選の勝利を踏まえ、「国民の期待に応え、与野党の枠を超えて議論してもらいたい」と述べ、来月召集予定の臨時国会で改憲議論の具体化を図る考えを示した。
首相は「全世代型社会保障」構想の具体化のため会議を新設し、来週にも初会合を開くことも表明した。社会保障改革を担当する西村康稔経済再生担当相は同日、新会議は経済財政諮問会議や厚生労働省の社会保障審議会などの代表者で構成し、年末までに中間報告、来夏までに最終報告を取りまとめる方針を示した。
日韓関係をめぐって首相は、財産・請求権問題の完全かつ最終的な解決を定めた日韓請求権協定に違反しているいわゆる徴用工判決に関して韓国側に是正を求めていく考えを示し、「新しい体制でもみじんも変わらない」と述べた。ミサイル発射を強行する北朝鮮を念頭に「外交と安全保障の連携の必要性は拡大している」とも強調した。38歳の小泉氏の起用については「手垢(てあか)のついた従来の議論ではなく、若手ならではの斬新な発想を期待する」と語った。
安倍首相会見 第4次安倍再改造内閣が発足
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