※津波のCG映像、緊急地震速報が流れます※
風化させないー震災や津波から命を守るために、伝え続けるために必要なことは何か。身近にある防災学習施設は進化しているのだろう。近年リニューアルした関西の3施設を取材した。
神戸市中央区の「人と防災未来センター」は昨年8月に津波避難体験コーナーを設置した。負荷のかかる装置を足に装着。水圧のかかる状態での避難を疑似体験できる。南海トラフ地震で津波の被害が想定される高知県黒潮町を想定した映像が流れる。
京都市南区の京都市市民防災センターは地震体験室を昨年7月リニューアル。実際の緊急地震速報が流れる他、新潟県中越地震や阪神淡路大震災の揺れを再現した。
大阪市阿倍野区の阿倍野防災センター「あべのタスカル」は今年4月に大きくリニューアルした。大阪市各区ごとの浸水被害や震度予想などの災害危険性を表示する「おおさか防災情報ステーション」を新設。2次元コードを印刷しスマートフォンでも情報にアクセスできる。家や職場でも話してほしいというねらいがある。被災したリアルな町並みを再現したがれきの街も目を引く。看板が突如外れたり、ガスが出るなどの演出がされている。
取材して感じたのは「リアル」と「共有」の大切さだった。体感して怖さを知ること、思い起こすこと。そして事前に話し合ってどう行動、準備しておくか共有しておくこと。阪神淡路大震災を1カ月を前にして大切なことを学んだ気がした。
進化する防災学習施設
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