全国各地で相次ぐクマの被害。岩手県盛岡市では23日朝、市役所付近など市の中心部に出没しました。あいまいになる、人間とクマの生活圏の境界。なぜ市街地での出没が相次いでいるのか、取材しました。
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https://news.ntv.co.jp/category/society/c24887e0a3bb4b80b660294ec612437e
■盛岡駅から1.5キロ 市の中心部にクマ出没
クマが連日出没している岩手県盛岡市。
記者
「通勤通学時間帯の盛岡市中心部に、クマが出没しました。クマは中津川の河川敷、ヤブの中に入ってるようです」
潜んでいるのは、ヤブの中。
すると、ツキノワグマが姿を見せました。周囲の様子をうかがうクマ。一方の人間は、それを見守ります。
クマが出たのは、盛岡駅から1.5キロほどの市の中心部。市役所の裏手の河川敷です。
ヤブの中を動くクマ。その後も、移動を続けます。
■クマは泳ぎも得意 盛岡の街を縦横無尽
時速40キロメートルで走ることができるツキノワグマ。今度は、川の中へ。
クマは、泳ぎも得意です。
再び陸地に…。クマが動けば、警察官も大移動。
しかし、クマは再び川の中。水に流され、反対岸へ。
クマは、盛岡の街を縦横無尽に駆け回りました。
今回、被害は確認されていませんが、鋭い爪と大きな牙を持つためとても危険な動物のクマ。その後、住宅街へ姿を消したため、警察などが引き続き警戒にあたっています。
■北海道ではヒグマ 緊急銃猟の実施を判断するも解除に
22日夜の北海道札幌市。飛び出してきたのは、ヒグマです。車が近づくと車のほうをチラリと見ました。
札幌市では、23日朝も…。
記者
「森の中に子グマが2頭います。何かを食べている様子もうかがえます」
この場所は、22日夜の現場から約2.5キロ離れた公園。ここでは、22日も子グマが出没しています。
札幌市は、自治体の判断で市街地での発砲を認める緊急銃猟の実施を判断しましたが、クマが山に立ち去ったため、実施は解除されました。
■専門家「あふれ出てきている」「捕獲の強化が重要」
あいまいになりつつある、クマと人間の境界線。
秋田市のクマの出没情報を落とし込んだ地図。出没情報が特に多かった2023年と今年を比べてみると、今年は出没情報が増えていて、クマが市街地まで出てきていることもわかります。
専門家は…。
クマの保護管理に詳しい 兵庫県立大学 横山真弓教授
「個体数管理をずっとしてこなかったので、個体数が増えているというのが大きな背景にあって、そうすると山でいっぱいになってしまうので、あふれ出てきている」
出没が多い理由のひとつは、東日本での個体数の増加です。
さらに…。
兵庫県立大学 横山真弓教授
「特に今年は一斉凶作なので、争いが激しくなってる。なので弱い親子とかメスとかが争いを避けて人里に来る。まず来年春先から個体数を削減する捕獲の強化が第一に重要」
(2025年10月23日放送「news every.」より)
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【クマ】盛岡市中心部を縦横無尽…駆け回る 札幌市内でも公園に子グマ 市街地に出没増、なぜ?
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