日本の魚離れが進んでいる中、ブリやイクラ、ウナギなど海産物を扱う企業が海外市場を狙っています。ビジネスチャンスをつかもうと、海外の企業との交渉に奮闘していました。
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東京ビッグサイトで開催されている「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」。世界中から水産物を扱う企業が集結し、自社の商品や技術をアピールするイベントです。
例えば…。
記者
「未来を感じさせる光る水槽のような装置があります」
これは、カキやエビなどのえさを人工的に作ることができる装置。
SEAPAジャパン オーストラリアの企業
「(カキ・エビの)赤ちゃんに与えるもの。えさを作るのが今まで大変だった。安定化・効率化させている」
記者
「海外の方が商談に来ています」
世界とのビジネスチャンスをつかめるとあって、日本企業も気合い十分。
高知から来た、ウナギを扱っている企業は…。
フジ物産株式会社 新立勝之さん
「日本の伝統文化ウナギを国外に出したい。そのきっかけ作り」
目指すは、ウナギの海外進出。特にかば焼きは、世界ではまだメジャーではないといいます。なぜ、世界に目を向けたのか。
フジ物産株式会社 新立勝之さん
「日本でウナギ食べる人が減少」
そう、ウナギのみならず、日本の魚離れは、深刻な状態。
1人が1年で消費する魚の量は、20年ほど前と比べて半分ほどになっていて、輸出を強化したいという日本企業も増えているといいます。
北海道の釧路から来た企業も、その一つ。
マルサ笹谷商店 笹谷剛社長
「(海外)一部には出しているけど、まだまだ輸出にも力を入れたい。海外のお客さんが多い。ぜひイクラ食べてもらって、北海道のおいしいイクラ」
すると、食いついたのはロシアの企業。
ロシアの商社
「今ちょうど商談している。このイクラうまいんですよ。日本の状況を知るためには、こういうの大事」
一方、輸出に力を入れている愛媛の企業は、地元の名産、ブリが売りです。
オンスイ 東京営業所長 森山恒さん
「養殖のブリを完全に血抜き処理をして冷凍して海外に輸出」
ブリは、日本が輸出している水産物の中で2番目に多く、その1番の輸出先がアメリカです。今、苦しんでいるのは…。
オンスイ 東京営業所長 森山恒さん
「トランプ関税でちょっと落ち込んでいる」
トランプ関税の影響で、アメリカへの輸出が落ち込む中…。
オンスイ 東京営業所長 森山恒さん
「今まで取引のない国とも取引が始まったりする。(イベントは)役には立っている」
中国との取引をしている企業も、課題を抱えています。タイ、ハマチ、シマアジなどを扱っている会社は…。
イヨスイ 荻原寿夫取締役
「(福島第一原発の)処理水の問題はまだ緩和されていない」
福島第一原発の処理水問題で、中国への輸出が、まだ厳しい状態。
イヨスイ 荻原寿夫取締役
「他の国に販路を広げていかないといけないと動いている」
話していたのは、イタリアの企業。
イタリアの企業
「ハマチ。ヨーロッパではハマチに興味がある」
イヨスイ 荻原寿夫取締役
「イタリアにハマチを広げていきたいと。商売につながればいいなと」
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魚の消費量が減る中、日本の水産業は新しい活路を見いだそうと奮闘しています。
(2025年8月21日放送「news every.」より)
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【“日本の海の幸”】国内で魚離れ進み…海外市場狙う 新規開拓に奮闘する企業 トランプ関税の影響も
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