北海道でクマに襲われた登山客の男性が遺体で発見され、15日夜、身元が都内在住の26歳だと判明しました。周辺では、クマ3頭が出没しハンターに駆除されました。
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記者
「捜索のための警察犬もきょうは投入されるもようです」
15日早朝から警察やハンターなど18人態勢で再開された、登山客の男性の捜索。
その後、遺体で見つかり、身元が都内在住の会社員、曽田圭亮さん(26)であることが、15日夜に分かりました。
北海道・知床の羅臼岳。数日前から登山客とクマが鉢合わせする事態が相次ぎ、知床財団などによると今月10日、登山客とクマが3~4メートルにまで接近。12日も登山客が遭遇したクマに付きまとわれていました。
そんな中、14日に曽田さんが“ヒグマに襲われた”との通報が。
その場に居合わせたという登山客が、当時の様子を語りました。
居合わせた 救助された登山客
「(曽田さんの友人は)座り込んでというか、ぼう然自失という状態だと思うが、電話しながら声が震えていたり、スマホの手が震えていたりとか、なんて声かけたらいいのか分からない状態でした」
クマに、やぶの中に引きずり込まれたという曽田さん。
これまでに襲われた登山道の周辺で、血のついた紺色のシャツや財布、腕時計や帽子、催涙スプレーなどを発見。財布には、曽田さんの名前が記載されたカードが入っていたということです。
警察によると、曽田さんの父親は「野生動物に襲われて死んでしまったことが悲しい」と話しているといいます。
現場付近では親子とみられるクマ3頭が発見され、ハンターによって駆除されました。このクマが曽田さんを襲ったクマかどうかは分かっていませんが、今後DNA分析を実施するということです。
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なぜ事故は起きたのか。クマの生態に詳しい専門家は“ヒグマが人を襲うケースはほとんどない”とする一方で…。
北海道大学 大学院獣医学研究院 坪田敏男教授
「ヒグマが食べ残しや残飯を口にして、それと人間を結びつけて学習してしまうと、人を襲えば残飯が食べられるとか、何かいいことが起こると学習してしまうので、そうなるとクマの行動は変容してしまう。特にヒグマがいる山の中に入る時には、クマに対するルールがある。残飯を残さないとか、食べ残しを残さないとか、バッグを置いて歩くとか、そういうことをしないようにしていただきたい」
2025年8月15日放送「news zero」より)
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【北海道・羅臼岳】都内の26歳男性、クマに襲われ遺体で発見 周辺でクマ3頭駆除
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