きょう2日から、子どもたちと一緒に未来をつくる「日テレこどもウイーク」。戦後80年となる今年は「戦争を起こさないために、いまできること」を考えます。2日は沖縄で行われた、新しい平和学習について、お伝えします。
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1945年、民間人を巻き込む地上戦などで、およそ20万人が命を失った沖縄。この日、沖縄の中高生が、ある授業に参加しました。
株式会社さびら・安里拓也さん「避難する船が8月21日に出ますよ。乗りますか? 乗りませんか?」
これは、全国で平和学習を行う団体の授業。“もしも80年前に生きていたら…”。当時の状況を想定し、選択を迫られます。
安里さん「疎開する(疎開船に乗る)っていう人、手を挙げてください」
多くが疎開船に乗ることを選びますが…。当時、この学童疎開船は米軍に攻撃され、多くの人が亡くなりました。その後も――。
安里さん「読谷に、とどまりますか? 那覇に避難しますか? それとも北部に避難しますか?」
実際には、那覇では空襲、北部では栄養失調やマラリアで多くの人が犠牲に。
安里さん「100%助かる選択肢は、あった? ないよね」
どの道を選んでも命が失われる…。その状況を“自分ごと”に感じてほしいという狙いがあるといいます。
これまでの平和学習は、体験談を聞いたり映像を見たり、生徒が受け身になりがちに。
興南中学校・高校 門林良和先生「今の中学生世代となると、おじいちゃん、おばあちゃんでも戦後生まれの方が多い。沖縄戦に対する距離感っていうのは、もう年々、変わってきている」
遠い存在となった戦争。この平和学習には戦争を身近に感じてもらう仕掛けが、ほかにも。それが、あえて「戦争の作り方」を話し合うこと。
生徒「お金が必要って言ってたから、税を上げるとか、つくる?」「新聞とかでも戦争は、やめようみたいな、そういう記事を一切、載せられないようにする。そうしたら戦争やって、いいんだって」
生徒が思いついたようなことは、かつて本当に起きていました。報道は政府に統制され、戦況の悪化が報じられないなど、情報が限られてしまったといいます。
安里さん「最初は戦争だめなんだよっていう話があったけど、ちょっとずつ社会が変化していって、戦争がいいっていう社会が出来上がって、始まったときには、もう止められません」
平和を守るために、戦争の作り方を考えることで、戦争の“予兆”に気づけるようになってほしいといいます。
安里さん「そこ(社会の変化)に気づいて、自分なりの行動をするのが一個、大事」
生徒は――。
高校1年生「戦争が起こりそうと感じたことは、なかったけど、そういうふうに戦争が起こる方向になることも、身近にありえるなって」「こういう“戦争を起こさないために”をよく考えて、大人になっていきたい」
(2025年8月2日放送)
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【中高生】新しい平和学習「戦争の作り方」話し合う “もし80年前、生きていたら”【日テレこどもウイーク】
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