コメの価格対策をめぐり、小泉農林水産相が野党の3人のトップらを相手に、国会で本格論戦に臨みました。農水委員会での初陣を与野党の議員はどうみたのか。日本テレビ政治部・野党キャップの天野裕貴記者が解説します。
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今回の3つのポイントは「1.なぜ野党党首級そろった?」「2.コメ大臣“初陣”の評価は」「3.今後の追及ポイントは?」です。
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――まず1つ目、なぜ野党党首級がそろい踏みしたんでしょうか?
首相でもない、いち大臣に、野党トップ3人が質問に立つのは「異例中の異例」と言っていいと思います。「コメの価格」に対する有権者の関心が非常に高く、夏に参院選を控える中、各党トップが厳しく追及し、得点を稼ぎたいという思惑があったと言えます。
3人のうちの1人は、「専門の議員もいるのに自分でいいかと思ったが、蓋を開けたら他も党首級だったので結果的によかった」と話していました。
――2番目のポイント、“コメ大臣”の初陣について、与野党からはどのように評価されているのでしょうか?
28日の委員会に出席していた議員も含めて与野党の多くの議員が「無難な滑り出しだった」と概ね好意的に捉えていた印象です。
ある自民党関係者は「ピンチヒッターで大臣になったばかりなのに、党首級と互角に渡り合うのはさすがだ」と話していましたし、普段は政府を追及する側のある野党議員も「答弁に困るところもなかったし、しっかりしてたなぁ」と自民党だけでなく野党側からも評価する声が多く聞かれました。
――小泉大臣に対しては評価する声だけだったのでしょうか?
ある維新幹部は、「備蓄米が2000円とか1800円ということばかりアピールしていて、肝心のコメの価格全体をどうやって下げていくかという道筋が見えなかった」と批判していました。また別の議員も「備蓄米に関する以外の部分で知識不足だと思うところはあった」「パフォーマンスだけではコメの価格は変わらない」と苦言を述べていました。
――それでは3番目。今後の追及のポイントはどういうところになるんでしょうか?
まず、備蓄米だけではなくコメの価格全体が実際に下がるかがポイントです。
また、立憲民主党の野田代表は農家への補償をどうするかを質問していましたが、小泉大臣から具体的な回答はありませんでした。消費者ではなく生産者に対する補償をどうするかも追及ポイントになります。
野党側はコメの価格対策に加えて将来的な農業改革に小泉大臣がどれだけ本気で取り組む考えがあるのか、今後も厳しく追及していく考えです。
(2025年5月28日放送「news every. 」より)
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【解説】農水委員会“党首級”そろい踏み 小泉農水相“初陣”与野党議員の評価は…
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