自民・公明・立憲3党の党首が会談し、終盤国会の焦点となっていた年金改革関連法案を修正し、今の国会で成立させることで合意しました。中継です。
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3党は「年金問題」を夏の参議院選挙の争点にはしたくないという点で利害が一致し、対立モードから一転、法案を成立させることで合意しました。
石破首相と公明党の斉藤代表、立憲民主党の野田代表は年金改革関連法案について、立憲民主党が主張していた厚生年金の積立金を活用した「基礎年金の底上げ」措置を盛り込むことで合意しました。
これで法案は今の国会で成立することは確実で、このあとの最大の焦点は「内閣不信任案が提出されるかどうか」に移ります。
――3党が年金法案で合意したということは、対決モードは弱まるワケで不信任案は提出されないんでしょうか?
政府・与党内でも「立憲民主党は不信任案を出しづらくなった」などといった見方が出ています。
というのも今の衆議院では野党が多数を占めているので、仮に内閣不信任案が提出されると、可決する可能性があります。すると、石破首相は内閣総辞職するか、衆議院を解散するか、選択を迫られることになります。
支持率が低迷している石破政権としては、劣勢も予想される衆議院選挙に結びつきかねない不信任案を出されることは避けたいワケです。
そのため、石破首相と森山幹事長の2人は周辺に対して「不信任案が提出された段階で衆議院を解散する。ダブル選挙になるだろう」と語るなど、不信任案を出さないよう野党側をけん制しています。
――立憲民主党は不信任案を出さない方向なんでしょうか?
立憲の党内では様々な意見が出ていまして、例えば小沢一郎議員は27日、「過半数を持ってない時に一生懸命、不信任案を出して通りそうになったら出さないのは国民をバカにしている」と執行部を突き上げました。
一方、野田代表は慎重に検討する考えです。
立憲民主党・野田代表
「適切なタイミング、適時に、適切な判断をしたい、総合的に判断をするということで、今具体的に申し上げる段階ではありません」
立憲民主党としては不信任案を提出したのに野党がまとまって可決できないと、野党の足並みがバラバラなのを露呈したまま参院選に突入するという難点があります。
ある自民党幹部も「不信任案は立憲にとって出しても地獄、出さなくても地獄のはずだ」と指摘しています。
少数与党国会の会期末は不信任案の扱いをめぐり先が読みづらい、緊迫した展開となりそうです。
(2025年5月27日放送「news every. 」より)
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【解説】年金法案の今国会成立で合意 内閣不信任案の提出どうなる?
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