千葉県印西市の千葉ニュータウン中央駅。そのロータリーにあったのは、なんと!斜めに建つ建築物。一体これは…。
地元の住民に聞いてみるが、「何かは全然分からない」「いや知りません、昔からあったモニュメントですね」と正体は分からず。そこで来て頂いたのは、印西市土木管理課の加藤さんと市のマスコットキャラクター「いんザイ君」。
実はこの建築物、中に入れるようになっている。入らせてもらうと、そこには地下につながる階段があった。加藤さんによると、「この先は地下トンネルが広がっていて、水道・電気・電話等の管路(パイプ)を収容しています」とのこと。駅前の不思議な建築物は、こうしたパイプを管理するための入り口だったのだ。
では一体ナゼ、傾いているのか。加藤さんはこう説明する。
「千葉ニュータウン地区のシンボルとなるような力強さを表現しています。そして一見出入り口と分からないような謎めいたデザインを目指しました」
首都圏の住宅需要の高まりに応えるため、1969年に開発がはじまった千葉ニュータウン。その新しい街にふさわしい力強さを表現したいと、こうした斬新な形になったのだ。
一方。新宿駅から徒歩3分。都会の真ん中に突如現れたのは、下の部分がきゅっと細く、上に向かうにつれ太くなっている建物。一体この建物は…。
出迎えてくれたのは、袈裟をまとった男性。そう、この建物は2014年にできた浄土真宗のお寺だったのだ。地下にはお骨が納められた納骨堂もあり、専用のカードを挿すとお骨が自動で運ばれてきて、お参りもできるようになっている。
「お参りしやすい場所で、手間暇もかからず、お墓の管理も草取りも何もしなくていい(副住職)」
そして、気になるのは不思議な形のワケ。副住職によると、「極楽浄土に咲く白い蓮の花をイメージしている」そう。蓮のつぼみが花開こうとする瞬間をモチーフにしているというのだ。新宿のビルの谷間に咲く蓮の花。この寺は、遠方の墓の管理に悩む、都会の人々の思いを受け止めているのだ。
そして最後は東京、銀座。四角い箱を積み上げたようなこの建物、実は建築界では非常に有名。1972年に建築家の黒川紀章氏が造った「中銀カプセルタワービル」だ。積み上げられていたのはカプセルで、1つ1つが住居になっている。カプセルの所有者の1人、前田さんにカプセルの中を見せてもらうと…。
部屋には、49年前の建築当時の電話やテレビなどが残されたまま。前田さんによると、この建物は「カプセルを取り外して交換できるというコンセプトで造られている」そう。生き物の細胞が新陳代謝を繰り返すように、カプセルも古くなったら交換するという構想だったのだ。しかし、実際には一度も交換されることはないまま。老朽化などが原因で、来年の春以降に取り壊す予定になっているという。ただ、前田さんらはカプセルを保存しようと、解体前に取り外して美術館などに寄贈する計画をすすめている。
「泊まれるカプセルっていうのも検討している最中」「まだまだカプセルファンっていうのは増やしていけるんじゃないかなと思っています(前田さん)」
街で気になる、不思議な建物。それぞれの時代を生きる人々の思いが、映し出されていた。
(2021年11月17日放送「news every.」より)
#日テレ #newsevery #特集
◇日本テレビ報道局のSNS
Facebook https://www.facebook.com/ntvnews24
Instagram https://www.instagram.com/ntv_news24/?hl=ja
TikTok https://www.tiktok.com/@ntv.news
Twitter https://twitter.com/news24ntv
◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS 24 HP
https://www.news24.jp
【不思議】下がキュッと…新宿・ビルの谷間にユニークな建物! その正体は?『街で見かけた不思議な建物』
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ