木村多江インタビュー/映画『東京島』
無人島に漂着した23人の若い男たちと、たった1人の女性。脱出への希望を胸に、なんとか生き延びようとあがく彼らの姿を描いた『東京島』は、直木賞作家・桐野夏生のベストセラー小説を映画化した作品だ。
現代日本への風刺を織り交ぜた本作で、主人公・清子を演じたのが木村多江だ。サバイバル能力を開花させていく様は、頼もしく、爽快ですらある。唯一の女性として女王のようにふるまうも、あるきっかけから影響力が弱まり、逆境にさらされていく彼女のあがき、精神的、肉体的なタフさを見事に表現した木村多江に、作品について話を聞いた。
──小説と映画とでは少しテイストが違いましたが、役作りはどんな風に行ったのですか?
木村多江:台本を読んだとき、普通は映像が浮かんで役が立体的になるのですが、今回は平面のまま台本を読み終えて、どうしよう……と(笑)。これは現場に行ってみないとわからないな、と。実際に現場に行くと(※沖永良部島と徳之島でロケ)、長期間、家に帰れないので、だんだん孤独になっていくんです。泊まっていた部屋にはヤモリが住んでいたんですけど、ヤモリとかに話しかけるようになっていく(笑)。そういう感情を取り入れながら役を作っていきました。
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#木村多江#東京島#インタビュー
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