少女の目を通じてチェルノブイリ原発事故の悲劇を伝えるヒューマンドラマ
映画『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』
[見どころ]
1986年に旧ソビエト連邦で起きたチェルノブイリ原子力発電所事故。放射能に汚染された森とそこに生きる人々の悲劇を、ある家族を通じて描いた劇映画だ。主人公カリーナ役を演じるのは、撮影当時8歳で演技未経験だったナスチャ・セリョギナ。監督は、『十七歳』の今関あきよし。本作は、現地取材を重ねて、2004年に『少女カリーナに捧ぐ』という題で完成していたが、当時の日本ではチェルノブイリ原発事故への関心も薄らいでおり、公開にこぎつけることはできなかった。そして、2010年、チェルノブイリ原発事故から25年の節目に、現地で追加撮影を行って再編集。2011年の春にチラシなどを準備していたとき、日本で震災と福島第一原発事故が起こった。日本でも多くの人々がすべてを失い、生活を破壊された。日本でも未来への不安が尽きないなかで、チェルノブイリに日本が重なって見えてくる。
[ストーリー]
ベラルーシの少女カリーナ(ナスチャ・セリョギナ)は、大好きなおばあちゃん(タチアナ・マルヘリ)が暮らす田舎の家で夏休みを過ごしていた。その家はチェルノブイリ原発事故による居住禁止区域の隣村にあり、放射能汚染の危険が高かった。けれども、カリーナには信じられなかった。おばあちゃんの家では、空も川も森も、庭の林檎も、とてもきれいに見えるからだ。そんなある日、カリーナは病気で入院しているママ(オルガ・ヴォッツ)から、「チェルノブイリという街には悪魔のお城があって、毒を撒き散らしているんだよ」という話を聞かされる。やがて、おばあちゃんも具合が悪くなり、ママの病状も悪化、カリーナまで病気になってしまった。さらに、入院中の友達まで死んでしまった。もう神様に祈っていても叶わないと思ったカリーナは、悪魔のお城を目指して旅に出るのだった。
[スタッフ・キャスト]
[監督・脚本]今関あきよし
[脚本]いしかわ彰
[撮影]三本木久城
[出演]ナスチャ・セリョギナ、タチアナ・マルヘリ、リュディミラ・シドルケヴィッチ、イゴリ・シゴフ、オルガ・ヴォッツ、セルゲイ・シムコ
[DATA]2011年/日本/カリーナプロジェクト/109分
2011年11月19日公開
#カリーナの林檎#チェルノブイリ#原発事故
少女の目を通してチェルノブイリ原発事故の悲劇を伝えるヒューマンドラマ/映画『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』予告編
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ