「エル ELLE」で世界中に衝撃と絶賛を巻き起こしたイザベル・ユペールの主演最新作となる『エヴァ』の予告編が公開された。今回、イザベル・ユペールが演じるのは、娼婦にして男を惑わす究極のファム・ファタール(悪女)であるエヴァ。彼女に魅了されて、堕ちていく作家ベルトラン役は「サンローラン(2015)」「たかが世界の終わり(2017)」のギャスパー・ウリエルが演じる。
監督を務めるのは「マリー・アントワネットに別れをつげて(2012)」で、数々の賞に輝いたブノワ・ジャコー。原作はハドリー・チェイスの小説「悪女イヴ」だ。ブノワ・ジャコー監督は、13歳でこの作品を読んで以来夢中になり、ずっと映画にすることを考えてきたという。その強い思いは50年という歳月を経てついに結実した。演じるイザベル・ユペールも「ハドリー・チェイスは、私のためにこれを書いたという感じがした」と語るほど、本作に意欲的だったという。『エヴァ』は、第68回ベルリン映画祭コンペティション部門に選出されている。
他人の戯曲を盗んで発表したことで、一躍成功をつかんだ男ベルトラン(ギャスパー・ウリエル)。2作目を期待されるがペンは進まず、パトロンからは矢のような催促が。執筆の場である別荘に着くと、吹雪で立ち往生した男女が窓ガラスを割って入りくつろいでいた。腹を立てたベルトランは、バスタブにつかっていた娼婦エヴァ(イザベル・ユペール)に文句を言おうと近寄るが、彼女に一瞬で心を奪われる。次作の題材という名目でエヴァに近づくが冷たくあしらわれ、思うようにならない関係に苛立ちを募らせたベルトランは、周囲の人間を巻き込み官能と破滅の道を突き進んでゆく。
公開された予告編では、エヴァとベルトランがカジノで偶然に再会するシーンから始まる。次回作の題材に選んだエヴァの近くベルトランだが、次第にエヴァがもつ、冷酷で身勝手だが抗うことができない魅力ののめり込んでいく様子。そして終盤では「君を殺す」と思いつめた言葉を発するベルトランに対して、「面白い人ね」と冷静に切り返すエヴァの姿を垣間見ることができる。「罠」「嫉妬」「鞭」などのキーワードが示すものとは? そして官能と破滅の匂いに満ちた関係の行きつく先は?
『エヴァ』は、2018年7月7日より公開。
フランスの至宝イザベル・ユペールが究極のファム・ファタール(悪女)を演じる誘惑と官能の話題作『エヴァ』予告編
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