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1967年の第1作から50年以上のキャリアを持ち、アメリカを代表するドキュメンタリー監督として、世界中から尊敬されている巨匠フレデリック・ワイズマン。その記念すべき第40作目で、第28回東京国際映画祭で上映されて好評を博した『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』。
1930年生まれで現在88歳となり、アメリカを様々な角度から見つめ続けてきたワイズマン監督。
予告編では、167もの言語が話され、マイノリティが集まり、エスニックな味と多様な音楽があふれる町、ジャクソンハイツの魅力を、町のあちこちから聴こえるラテン音楽とともに垣間見ることができる。ストリートで演奏しているのはラテン・グラミーを受賞したこともある女性マリアッチ・バンドのフロール・デ・トロアチェ、クラブで熱唱しているのはNYで人気のあるコロンビア人女性シンガーのルシア・プリードetc…
しかし、本作では町のカラフルな部分だけでなく、その裏で起こりつつある様々な問題---再開発により古くからの住民が立ち退きを迫られている事案や、IDを持つことができずに貧困にあえぐ住民たち---も描かれ、歴史的に自由と多様性を認めて発展してきたニューヨークの象徴的な町が、アイデンティティの危機にあることも知らされる。
2018年10月公開
巨匠フレデリック・ワイズマンの“町ドキュメンタリー”の傑作/映画『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』予告編
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