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ロシアの文豪トルストイの小説を映画化した娯楽大作『アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語』。
愛についての映画をつくりたい、と長年考えていたカレン・シャフナザーロフ監督は、それにはトルストイの「アンナ・カレーニナ」が最も相応しいと思い、原作に日露戦争の要素を加味して、大胆にもアンナの死後をテーマに1本の映画に完成させた。アンナが鉄道自殺を遂げた後、成長したアンナの息子セルゲイと、愛人だったヴロンスキーとが戦争中の満州で出会う設定で。
情熱と義務、どちらを優先させるべきか、どのように決断し、その是非を誰が決めるのか。人生の永遠の疑問であるこのテーマを鮮烈に描いている。
アンナとヴロンスキー役にはロシアの人気俳優カップル、エリザヴェータ・ボヤルスカヤとマクシム・マトヴェーエフを起用し、アンナの夫カレーニン役には、実力を高く評されている舞台俳優ヴィタリー・キシュチェンコを配して、重厚かつ、楽しめる文芸大作に仕上げた。3人のセリフは原作に忠実にし、最も凝ったのは照明だったと監督は語っている。電気による灯りではなく、当時にならい、ろうそくの明かりの許で室内撮影も敢行された。
『アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語』は2017年に完成後、6月にロシアでは公開され、ロシアのゴールデン・イーグル賞最優秀美術賞、ロシア映画批評家協会賞最優秀音楽賞を受賞している。
2018年11月10日公開
トルストイ原作・アンナの死後をテーマに/映画『アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語』予告編
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