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20世紀の世界文学を揺るがした革命的なムーヴメント<ヌーヴォー・ロマン(新しい小説)>の代表的作家として知られる、アラン・ロブ=グリエの幻の映画監督作品を集めた特集上映「アラン・ロブ=グリエレトロスペクティブ」。
53年に最初の長編小説『消しゴム』でデビュー以来、近代以降常識とされていた既存の枠組みを解体する小説を次々と発表し、1960年、アラン・レネ監督『去年マリエンバードで』(第22回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞)のオリジナル脚本の執筆を契機に映画界にも参入。63年に『不滅の女』で映画監督デビューを果たし、倒錯的なエロティシズムを描き出す諸作で、作品を発表するたび、大きな注目を集め、圧倒的な人気を誇った。しかし、その過激でスキャンダラスな描写のせいか、ヨーロッパ以外の地域ではほとんど上映の機会に恵まれなかった。
今回のレトロスペクティブでは、ルイ・デュリック賞を受賞した監督デビュー作『不滅の女』(63)、ジャン=ルイ・トランティニャン演じる麻薬の運び屋のドタバタ劇をメタフィクションとして描いた『ヨーロッパ横断特急』(66)、ボルヘスの短編「裏切り者と英雄のテーマ」を下敷きにした『嘘をつく男』(67)、めくるめくエロティックな幻想を色彩豊かな映像で表現した初のカラー作品『エデン、その後』(70)、センセーショナルな内容によりヨーロッパ各国で上映禁止となったアニセー・アルヴィナ主演作『快楽の漸進的横滑り』(74)、ルネ・マグリットの同名の絵画をモチーフにした不条理サスペンス『囚われの美女』(83)の6作品をラインナップ。『囚われの美女』以外の5作品は、劇場正式初公開となる。
2018年11月23日公開
幻の6作品、めくるめく陶酔の世界へ―特集上映「アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ」予告編
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