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『東ベルリンから来た女』『あの日のように抱きしめて』名匠クリスティアン・ぺッツォルト監督最新作『未来を乗り換えた男』。
作家アンナ・ゼーガースが1942年に亡命先のマルセイユで執筆した小説「トランジット」を、現代に置き換え映画化した話題作『未来を乗り換えた男』。ユダヤ人がナチスの理不尽な迫害を受けた戦時中の悲劇と、祖国を追われた難民をめぐる問題が深刻化している今の状況を重ね合わせるという大胆な試みを実践した野心作。
別人に成りすますことで新たな未来へ乗り換えようとする元レジスタンスの青年と、夫を捨てた過去に縛られている謎めいた美女。船による国外出航のタイムリミットが迫りくるなか、運命の悪戯でめぐり合った男女の危うい恋の行方をサスペンスフルに描き出す。
主人公ゲオルクを演じるのは、ドイツ映画賞6部門を制した『ヴィクトリア』、巨匠ミヒャエル・ハネケの『ハッピーエンド』といった話題作に相次いで出演し、2018年ベルリン国際映画祭にてシューティング・スター賞を受賞したフランツ・ロゴフスキ。そしてファムファタール的なマリーには、フランソワ・オゾン監督作品『婚約者の友人』にて、セザール賞やヨーロッパ映画賞にノミネートされたパウラ・べーアが扮している。
今回解禁となる本編の冒頭3分間映像は、ドイツ軍の侵攻が近づき、何台ものパトカーがサイレンを鳴らしながら街を走る現代のパリで始まる。カフェにやってきたとある人物から「パリは封鎖される」というショッキングな知らせとともに、2通の手紙を託されたゲオルク。いずれも文豪ヴァイデルあての手紙で、1通は妻から、そしてもう1通はメキシコ領事館からのものだった。報酬として、お金と、国外脱出のためマルセイユに向かう車に乗せてやる、という申し出をうけたゲオルクは、手紙を受け取り、不穏な空気が漂うパリの街に繰り出す――。
2019年1月12日公開
不穏な空気が漂うパリ、謎を呼ぶきっかけとなった冒頭3分/映画『未来を乗り換えた男』本編映像
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