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レバノン出身、ナディーン・ラバキー監督最新作『存在のない子供たち』。
「両親を告訴する。こんな世の中に僕を産んだから。」両親を告訴するという衝撃的なオープニングから心を鷲づかみ、物語をひと息に過去へと遡らせ、その理由と経緯をつぶさに描き出し、世界を揺るがした衝撃作。リアリティを突き詰めながらもドキュメンタリーとは異なる”物語の強さ”を心に深く刻む本作はほとんどが映画初出演の素人がキャスティングされた。
この度、本作の出演を機に新しい人生を歩み始めた、主人公ゼイン少年の特別インタビュー映画を公開。
主人公を演じたゼイン・アル=ラフィーアは、ナディーン・ラバキー監督と共に昨年のカンヌ国際映画祭上映で鳴り やまぬ喝采と称賛の声で観客へ受け入れられた。本名と同じ役名でもあったゼインは、国内情勢の悪化によりレバノ ンへ逃れたシリア難民であり、ベイルートの住宅地にいた子供の集団の中でキャスティングディレクターに見出され た。撮影後に国連難民機関の助けを得て、家族と共にノルウェーへ移住。ラバキー監督は「初めて会った時ヒーローに なると思った。彼の目には特別な悲しみがあった」と振り返る。<学校に通いたかった、撮影スタッフは人間らしく接 してくれた>と当たり前が当たり前でない状況を生きてきたゼインの言葉が印象的だ。
2019年7月20日公開
主人公ゼイン、本作の出演を機に新しい人生を歩み始める/映画『存在のない子供たち』UNHCR特別映像
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