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瀬戸内海の美しい風景の中にヒロシマに消えた<夏少女>の思いが見えてくる『夏少女』。
「この物語はだけはどうしても映画化したかった」-
『夢千代日記』などで知られる日本を代表する脚本家・早坂暁が自らの原爆体験を踏まえ、その集大成として執筆したのが、この『夏少女』だ。
1996年に映画は完成したものの製作時の諸事情から四半世紀の間、封印されていたが、早坂暁生誕90周年の今年、オリジナルネガが奇跡的に発見され、初めて劇場公開される事になった。『若者たち』の名匠・森川時久監督のメガホンのもと、先日、放送文化基金賞を受賞した名優・桃井かおりを主演に、間寛平、景山仁美、坂田明ら実力派演技陣が織り成す魂のファンタジーに仕上がっている。
あなたにはこの愛の蜃気楼が見えますか?瀬戸内海に浮かぶ人口3千人の小さな島に住む12歳の少年マモルのひと夏のふれあい―。マモルの母は郵便船の船長、父は雑貨屋を営んでいたが、それぞれが戦争の傷跡を抱え込んでいた。そして、マモルの前に忽然と現れた<夏少女>は、ヒロシマの過去と現在をつなぐ美しい化身だったのか…。
2019年8月3日公開
桃井かおり主演・完成以来23年の時を経て幻の名作が今甦る/映画『夏少女』予告編
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