映画『スマッシング・マシーン』より、日本出身メイクアップアーティスト、カズ・ヒロによる特殊メイクでドウェイン・ジョンソンが実在の総合格闘家マーク・ケアーへと変貌する様子を撮影したメイクアップ映像が解禁となった。
本作『スマッシング・マシーン』で主演を務めるドウェイン・ジョンソンは、これまでのパブリックイメージを脱ぎ捨て、強さと脆さが共存する繊細な役どころに挑戦。20年以上の俳優活動で初めて、ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートを果たし、その演技は大きな話題を呼んだ。
そのドウェインの熱演を支えたものの一つが、本年度アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた、日本出身のメイクアップアーティスト、カズ・ヒロらによる特殊メイクだ。解禁となった本映像は、そんなドウェイン・ジョンソンがマーク・ケアーへと変貌していく特殊メイクの過程を捉えている。
劇中でドウェインが演じるのは、実在の総合格闘家マーク・ケアー。スクリーンに映し出されるその姿はまさに当時のケアーそのもので、ドウェインだとは気づかないほどの変貌ぶりを見せている。カズ・ヒロは本作で、ドウェインの顔の型取りを行い、彫刻によってプロステティック(特殊メイクパーツ)を設計するなど、キャラクターの見た目を決定づけるデザインを担当。入念なテストを重ねながら、俳優の演技を損なわない形でリアリティを追求したという。
カズ・ヒロは「ドウェインは誰もが知っている顔なので、それをどこまで変えてマーク・ケアーに近づけるかが難しかった」と振り返る。特に目元は構造が大きく異なるため、「ドウェインが(自然に)瞬きや演技ができるようにデザインすることが大変だった」とを明かす。
さらに、よりケアーに近づけるためドウェイン用に特別にデザインされたかつらを使用。劇中には格闘シーンが多いため、激しく動いても外れないよう細部まで設計されているほか、全身に入ったタトゥーをカバーするメイクも施された。
こうした作業のため、撮影前には毎日4時間ほどをヘアとメイクに費やしていたという。カズ・ヒロはこれまでにも数々の実在人物を題材にした映画で特殊メイクを手掛けてきたが、「実在の人物を表現する際には、その人物と俳優の両方に尊敬を持ってデザインすることを大事にしている」と話し、徹底したリサーチと資料収集を重ね、人物の生き方や背景まで研究したうえでデザインを組み立てていくという。
本作については、「スタッフが全員素晴らしい人たちで、非常にスムーズな現場だった」と振り返り、「ドウェインもとても努力していたし、監督のベニーも強い思いを持って作った映画。スタッフ全員が一丸となって作り上げた作品だと思う」と、作品への思い入れを明かしている。
カズ・ヒロ自身は格闘技に強い関心があったわけではないというが、リサーチを進める中で、試合の勝敗だけではなく、その裏にある人間関係や努力、挫折などに興味を持ったという。「この映画は格闘技の話と いうより、人間の努力や達成、そして失敗と、そこからどう生きていくかという映画。そういう意味で、とても完成された良い映画だと思う」と作品の魅力を語っている。
5月15日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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ドウェイン・ジョンソンが特殊メイクでマーク・ケアーに大変身! 映画『スマッシング・マシーン』特殊メイク映像
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