28歳で亡くなった元阪神・横田慎太郎選手の人生の軌跡を描く映画『栄光のバックホーム』が、第38回東京国際映画祭でワールド・プレミア上映され、W主演の松谷鷹也と鈴木京香をはじめ、高橋克典、前田拳太郎、山崎紘菜、加藤雅也、そして製作総指揮の見城徹、秋山純監督が上映後の舞台挨拶に登壇。映画を鑑賞し、生きることを決して諦めなかった横田さんの生きざまに心震わされた多くの観客からは、割れんばかりの大きな拍手が沸き起こった。
横田さんは、2013年、阪神タイガースにドラフト2位指名され、翌年からプロ野球界でプレーした。本作は、そんな横田さんの自著「奇跡のバックホーム」と、彼が2023年に28歳でその生涯を閉じるまで、母・まなみさんら家族と共に闘い続けた人生の軌跡を描いたノンフィクション「栄光のバックホーム」を映画化した作品。11月28日より全国にて公開される。
この日の舞台挨拶で松谷鷹也は「慎太郎さんと出会ってから4年くらい経つのですが、慎太郎さんと一緒に歩んでいったこの4年間というのは、僕にとってすごい宝物のような時間でしたし、こうして映画が完成した今、ひとりでも多くの方に慎太郎さんの人生を知っていただけるように、公開まで自分のできることを全力でやっていきたいと思います。引き続き見守っていただけたら嬉しいです、という風に伝えたいです」とコメントするも、その瞳からはみるみるうちに涙があふれてくる。
松谷とW主演を務めた鈴木京香は、横田さんを見守る母まなみ役のオファーを受けたことを「野球ひと筋で一生懸命打ち込んできたのに、志半ばで病と戦わざるを得なくなった慎太郎さんのお母さんという役がわたしにできるんだろうかと、ただただ思うばかりでしたが、慎太郎さんの素晴らしく、清らかで一生懸命な生き方に感動して。これはぜひやらせていただきたいという気持ちで引き受けさせていただきました」と述懐。息子役の松谷との共演を「(松谷)鷹也君がいつも慎太郎くんのままでいてくれたので。わたしたち家族はいつも役と考えることなく。慎太郎くんってこういう子だったんだな、こんな素敵な男の子だったんだな、頼もしい青年だったんだな、誇らしい息子になってくれたんだなと思うことができました。それは鷹也くんが一生懸命やってくれたおかげだと思います。そして映画で大好きになった慎太郎くんを、この映画が届くべきところに届くことを祈って。たくさんの人に見に来ていただきたいと思ってますので。今日の感想を皆さんどうぞお伝えくださいませ」と呼びかけていた。
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28歳で亡くなった阪神・横田慎太郎選手演じた松谷鷹也、涙ぐみながら思い語る/映画『栄光のバックホーム』第38回東京国際映画祭 ワールド・プレミア上映舞台挨拶【トークノーカット】
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