現代に巣食う悪魔を炙り出す、衝撃のネオ・ノワール。現代のフランスを代表する映画監督のひとり、パトリシア・マズィ監督による『サターン・ボウリング』特報が解禁!
亡き父が遺したボウリング場の管理を、疎遠だった弟に託した警察官。だが彼らは気づいていなかった…自分たちが、父から“内なる暴力”までも受け継いでいたことに。
〈有害な男性性の継承〉という現代的テーマに切り込み、暴力とトラウマの連鎖を浮き彫りにする衝撃作『サターン・ボウリング』。
父親によって心に深い傷を負わされた異母兄弟を主人公に、家族の崩壊やネグレクトがもたらす負のスパイラルを寓話的な語り口で描いた、現代社会への鋭い問題提起とも言える作品が誕生した。
本作は、ロカルノ国際映画際2022金獅子賞ノミネート、「カイエ・デュ・シネマ」2022年ベストテン第6位に選ばれた、パトリシア・マズィ監督による長編第5作品目。また、『落下の解剖学』などの撮影監督シモン・ボーフィスによる陰鬱で美しいカメラ、俳優の凄まじい演技によって強化されたグランジなネオ・ノワールの雰囲気は、マズィ監督がアートハウス・カルトの地位におさまらないことを示している。マズィ監督は、ニコラス・レイ、パク・チャヌク、大島渚などにオマージュを捧げながら、古典的なフィルムノワールの方法を踏襲し、かつてない衝撃とともに現代的な暴力の問題を炙り出す――。
今回解禁となる特報は、薄暗く赤いライトが特徴的な地下のボウリング場で兄のギヨームが弟のアルマンに「親父の店を売るのはイヤだ。お前に任せたい」と伝えるシーンからはじまる。
「3日以内に家で殴り殺されたようです」「“女性限定ナイト”を作り俺たちを排除している」など、衝撃的なテロップとともにさまざまなシーンが切り取られている。物語の底に流れる不穏な気配がじわじわと浮かび上がり、次第に見えてくる父の“呪い”。じわりと狂気が忍び寄るような空気感が詰め込まれた映像となっている。
【STORY】
寝る場所を求めて街を徘徊するアルマンのもとへ、疎遠になっていた異母兄ギヨームが父の死を告げに現れる。彼らの父はボウリング場<サターン・ボウリング>の経営者であり、狩猟を趣味とするハンターでもあった。警察官として働くギヨームは、遺産として継いだボウリング場を職も家も持たないアルマンに委ねる。だが婚外子の自分を捨てた父への怒りを抱えたアルマンは、傍若無人な経営で揉め事を起こしてばかり。そんなある日、兄弟の周囲で若い女性を狙った連続殺人事件が発生。ギヨームは事件を追うなかで、底知れぬ暴力の螺旋へと足を踏み入れていく。
『サターン・ボウリング』は2025年10月4日公開
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#SATURNBOWLING#ネオノワール#フランス映画
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父から継いだのは、ボウリング場と暴力性の呪縛/映画『サターン・ボウリング』特報
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