映画『僕が宇宙に行った理由』完成披露上映会が12月8日にTOHO シネマズすすきので行われ、前澤友作氏と平野陽三監督が出席した。この日は、前澤氏と平野監督が乗船したソユーズが打ち上がった日からちょうど2年目。本作は、前澤氏が過酷な検査やトレーニングを経て宇宙に飛び立つまでの道のりや、国際宇宙ステーション(ISS)での12日間の滞在、そして地球へ帰還した後までを密着したドキュメンタリー映画。前澤氏とともに宇宙へ行った平野氏が監督を務めた。
臨場感溢れる最新の音響設備を備えた劇場で本作品を見終えた観客の前に登場した前澤氏は、「音が自慢だという劇場ということで楽しみに来たのですが、本当にすごい音でびっくりしました!」と笑みを浮かべ、平野監督は「音圧で皆さんを宇宙に 連れていくのが制作チームの目標だったので、それに近づいたなと感無量です」と絶賛した。
前澤氏と平野監督が宇宙に飛び立ってからまる2年が経ったこの日、改めて映画を鑑賞した感想を聞かれた前澤氏は「あまり感情移入しないように見ていましたが、毎回バックアップクルーの小木曽くんが(打ち上げに)感動するシーンにもらい泣きしそう になるのですが、さっきも見ながらちょっと危うくもらいそうになりました」とコメント。また、「何回見ても恥ずかしいです。自分ばっかり映って、(エンドロールで)1番最初に自分の名前が流れてくるのをみると超恥ずかしいです」と観客の笑いを誘いつつ、「いい旅をし たなと思いますし、いろいろお世話になった方々の名前をみると、たくさんの方に支えられて、実現したということを改めて感じて、感謝してもしきれないです」と宇宙渡航から今回の映画制作に関わった関係者への感謝の思いを語った。
次いで、前澤氏が劇中に出てくる訓練シーンに関連し、最も過酷な体験についてきかれると「回転椅子です。本当に気持ち悪くなるので」と即答。作品の見どころの一つである ソユーズ打ち上げ時の劇場が震えるような轟音については「実は(ソユーズの)中は静かなんです。新幹線で静かに発車しているときのような感じで、気づいたら飛んでいました」と意外なエピソードを口にした。
一方、平野監督は、前澤氏から「次の出張先は宇宙だよ」と命じられたエピソードに話が及ぶと「嘘でしょと思いました。まさか自分が宇宙へ行く人生になるなんて思ってもいなかったので、本当に実感がなかったっていうのが正直なところです」と振り返った。また、今回の映像は、映画作品にするためではなく、元々は宇宙渡航のプロジェクトの記録するために撮影されていたものだったそうで、「この映画には夢を叶える、夢を追いかけるという思いが込められているですが、実は僕は小さい頃から、映画を撮るっていうのが1つの夢でした。今回の宇宙の旅で一緒に叶えさせていただいたことで、夢は叶うんだっていうことを経験できたので、映画をみなさんにも伝えられればと思いました」と答えた。
最後にこれから映画をご覧になる方へメッセージを求められた前澤氏は「いろんな夢を支えていたり、いろんなチャレンジをされている方いらっしゃると思います。そういう方にぜひ見ていただきたいです。もしかして夢を諦めかけてしまっている方や、しばらく夢がないなと 思っているような方もいらっしゃると思うんですけれども、この映画が皆さんの背中を少し軽く押してあげられるような役割を担えればいい映画になるんじゃないかなと思っています」と話していた。
映画『僕が宇宙に行った理由』は2023年12月29日よりTOHO シネマズ日比谷ほかにて全国公開となる。
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前澤友作、ロケット打ち上げから丸2年。北海道で舞台挨拶/映画『僕が宇宙に行った理由』完成披露上映会
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