絵画修復家のマーティン・ベイルが画商ヤン・シックス 11 世に依頼された絵画を修復する様子を捉えた本編映像。巨匠画家レンブラントをめぐる人々の情熱を捉えたドキュメンタリー『レンブラントは誰の手に』が、2021年2月26日よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開!
『みんなのアムステルダム国立美術館』(14)で美術館の舞台裏に深く切り込み、アート好きだけではなく多くの映画ファンの心をつかんだオランダのドキュメンタリー作家、ウケ・ホーヘンダイク。彼女の最新作『レンブラントは誰の手に』(原題『My Rembrandt』)が2021年2月26日よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開することが決定。
バロック絵画を代表し、没後350年以上経った今でも絶大なる人気を誇るオランダの巨匠画家、レンブラント。彼の作品を画商は見出し、貴族は愛し、コレクターは買い求め、美術館は競い合う。「光と影の魔術師」の異名を持つ彼が残した作品の美と魅力はもちろん、彼の作品に魅了される人々の情熱とそこに生まれる物語をドラマティックに映し出していく。
この度解禁となるのは、絵画修復家のマーティン・ベイルが画商ヤン・シックス11世に依頼された絵画を修復する様子を捉えた本編映像。
2014年にドイツでオークションに出品されていた作者不明の作品「Let the Little Children Come to Me」。シックスはその大きな作品に若かりしレンブラント本人の顔が描かれていることを発見し、レンブラントによる作品だと確信して落札。映像の冒頭では、ヤン・シックス11世がその絵画と向き合い、レンブラントによる作品であると考える理由を説いている。真相を確かめるため、未熟な画家によって上塗りされたと思われる部分の修復を、絵画修復家のマーティン・ベイルに依頼した。
ベイルは作業期間を4年と見積もっているが、修復にかかる期間は絵の大きさや破損の度合い、修復の難度やどこまでの修復を行うかによって変わるため、実際に見て調査をしないと分からないという。巨匠画家による作品の場合、資本価値が高く、間違いがあってはならないため、設備の整った研究所で紫外線や赤外線、X線による調査や顔料の検査といった自然科学的方法による多くの調査をするのにこれほどの時間がかかるのだという。このように大掛かりな調査を伴う修復となれば、描き手のわかっていない絵を削ることに対してベイルが「不安だ」と話すのは無理もない。
地道で根気のいる作業を、カメラは時間をかけてじっくり捉えていく。絵画に隠された真相を探るため、巨匠画家の作品を未来に繋げるために奮闘する修復家の仕事を間近で確認できる、貴重な映像だ。
『レンブラントは誰の手に』2021年2月26日公開
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隠された真相を探るため4年もかかる絵画修復に不安/映画『レンブラントは誰の手に』本編映像
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