『太陽がいっぱい』『キャロル』『アメリカの友人』を生んだ作家パトリシア・ハイスミス。遺された日記から明かされる謎多き作家の愛と孤独とは…多くの女性たちに愛された知られざるその素顔に迫るドキュメンタリー『パトリシア・ハイスミスに恋して』予告編が解禁!
欧米ではアガサ・クリスティーと並ぶ人気を誇る、サスペンス、ミステリー作家、パトリシア・ハイスミス(1921-1995)。トルーマン・カポーティに才能を認められ、『見知らぬ乗客』(51)、『太陽がいっぱい』(60)、『アメリカの友人』(77)、『キャロル』(15)などの映画史に残る名作の原作の数々を生みだした。
中でも偽名で発表した『キャロル』は自伝的小説であり、1950年代のアメリカでハッピーエンドを迎えた初のレズビアン小説だった。しかしそんな栄光を手にしながらも、ハイスミス自身は、女性達との旺盛な恋愛活動を家族や世間に隠す二重生活を余儀なくされていた。
本作ではハイスミスの生涯を、生誕100周年を経て発表された秘密の日記やノート、貴重な本人映像やインタビュー音声、家族による証言、そしてアルフレッド・ヒッチコックやトッド・ヘインズ、ヴィム・ヴェンダースらによる映画化作品の抜粋映像を織り交ぜながら、彼女の謎に包まれた人生と著作に新たな光を当てるドキュメンタリーである。
さらに8月19日より公開中のウルリケ・オッティンガー『アル中女の肖像』(79)の主演・衣装で知られるタベア・ブルーメンシャインや、作家のマリジェーン・ミーカーなど、ハイスミスの元恋人たちによる貴重なインタビューは、多くの女性から愛されたハイスミスの謎に包まれた魅力を紐解くと同時に、当時のレズビアンカルチャーを知る貴重な証言となっている。
監督・脚本はドキュメンタリー監督、脚本家として活躍するスイスの映画監督、エヴァ・ヴィティヤ。「未発表の日記を読み始めるうちに、彼女自身に恋をしてしまった」と監督が語るように、本作はハイスミスの生誕100周年である2021年に刊行された、彼女の恋愛生活を赤裸々に綴った日記を基に制作されている。
大ヒットドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』、Netflixドラマシリーズ『ウェンズデー』で知られるグウェンドリン・クリスティーのナレーション、そしてフランスのギタリスト、ノエル・アクショテが書き下ろし、ビル・フリゼールとメアリー・ハルヴォーソンが演奏に参加した楽曲に導かれ、現代ますます再評価の高まる女性作家の、クールな仮面の下に隠された、惚れっぽく、傷つきやすく、愛を渇望し続けた、知られざる素顔が明かされる。
解禁となる予告編映像は、グウェンドリン・クリスティーが朗読するハイスミスの日記の一節から幕を開け、彼女の日記やノートの一部、そして元恋人のマリジェーン・ミーカーやモニーク・ビュフェ、家族の貴重なインタビュー映像を垣間見ることができる。
『パトリシア・ハイスミスに恋して』は2023年11月3日公開
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レズビアン小説「キャロル」は自伝的小説、女性作家パトリシア・ハイスミスの素顔に迫る/映画『パトリシア・ハイスミスに恋して』予告編
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