フィリピンでホームレスとして暮らす男と、高層マンションで第二の人生(セカンドライフ)を送る男果たして二人が海の向こうにみた人生最後の景色とはー?粂田剛監督『ベイウォーク』の予告編が解禁!
昨年2021年12月に公開された粂田剛監督『なれのはて』。フィリピンに生きる4人の困窮邦人を描いた本作は、各方面で話題になった。本作は、のべ7年の歳月をかけてフィリピンでカメラを回し続けた粂田が、『なれのはて』に収録できなった人物たちにフォーカスを当て再構成した作品である。
「世界三大夕日の名所」の一つと言われるマニラ。そんなマニラ市民の憩いの場が、海沿いに整備された遊歩道、ベイウォークだ。夕方までは、海沿いのそぞろ歩きを楽しむ家族連れや、夕日を眺めるカップルたちで賑わう。それが夜になると、どこからかホームレスたちが集まり、ここは彼らの「ねぐら」になる。
この度、解禁された予告編では、『なれのはて』に登場した日本人向けガイドの安岡一生さんが冒頭に登場する。現地の人に、そのホームレスの中に日本人がいるという話を聞き、粂田監督と共にベイウォークに向かったのだ。「タカシ」さんと呼びかけられて、むっくりと起き上がったのは、赤塚崇さん58歳。裏稼業で幅を利かせた生活をしていたもののフィリピンで騙されて一文無しに。日中は露店のタバコ売りの手伝い、夜はベイウォークで路上生活をしている。愛嬌のあるその人柄が幸いしてか、フィリピン人に助けられてばかりの毎日を送っている。
続いて登場するのは、ベイウォークにほど近い45階建ての高層アパートメントに入居した関谷正美さん62歳。ベランダから海を臨む見晴らしと、自分好みにリフォームした部屋で、第二の人生(セカンドライフ)をスタートさせた関谷さん。予告編でも「海があり、綺麗。それと呑む・打つ・買うが全部できるでしょ」と日本を離れた動機を語っている。
しかし、そんな2人の生活に暗雲が立ち込め始める。その後の映像では、現地人が食べていたご飯を分け与えてもらう赤塚さん、少し疲れた表情で「日本にいた方が良かった気がするなあ」と後悔を口にする関谷さんの姿が映し出される。彼らがその後、どうなっていくのか…。
また今回の劇中音楽は前作『なれのはて』に引き続きテューバ奏者の高岡大祐が担当している。フィリピンで暮らす彼らの生活と呼応するかのような音色も作品の魅力のひとつだ。
『ベイウォーク』は2022年12月24日公開
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フィリピンに流れ着いた日本人、路上生活と高層マンション生活を送る人生最後の景色とは/映画『ベイウォーク』予告編
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