ロシアのウクライナ侵攻を受け、3月11日よりシネマ映画.comで緊急配信され、「いまこそ見るべき映画」と話題になった本作『クナシリ』は、ロシアによる実効支配が続く北方領土の1つである国後島の島民たちの生活や、島の様子をありのままに映し出したドキュメンタリー映画。
国後島は北海道からわずか16km。かつては、1万7000人の日本人が生活していたが、第二次世界大戦終戦から76年経った今もなお、日本とロシアの間には平和条約がなく、日本人が容易に足を踏み入れることができない近くて遠い島だ。そんな島で暮らす人々の真実に、旧ソ連出身で、フランス在住のウラジーミル・コズロフ監督が迫っていく。
同監督は、旧ソ連時代に名作『炎628』の助監督を務めた人物。次回作は根室を舞台にしたドキュメンタリーを予定しているという。
【STORY】
北海道からわずか16キロに位置し、かつては四島全体で約1万7000人の日本人が生活していたという北方領土。しかし、戦後の1947年から48年にかけて引き揚げが行われ、今日本人は1人もおらず、日本政府は問題が解決するまで、日本国民に入域を行わないよう要請している。戦後76年を経て、現在の国後島の様子をありのままに映し出した本作から見えてきたのは、ロシア人島民の厳しい暮らしぶりや日本に対する本音。幼少期に引き揚げの様子を目の当たりにした島民の当時を振り返る貴重な証言や、日本・ロシア間の平和条約締結への願い、生活苦を訴える切実な声などを、どちらにも偏ることなく客観的かつ淡々と捉えている。両国の主張が膠着状態のまま政治に翻弄されてきた当事者たちの複雑な心境や実際の生活など、これまで我々が知ることのなかった国後島の<真実>が明らかとなっている。旧ソ連(現ベラルーシ)出身で現在はフランスを拠点とするウラジミール・コズロフ監督が、ロシア連邦保安庁の特別許可と国境警察の通行許可を得て撮影にこぎつけた国後島の現在とは?
【STAFF】
監督・脚本:ウラジーミル・コズロフ(Vladimir Kozlov/『炎628』)/撮影:グレブ・テレショフ(Gleb Teleshov)/音響:アントン・シェブシェレヴィッチ(Anton Shepshelevich)/編集:ファビアン・ダゲーレ(Fabien Daguerre)、ニコラス・ベルティエ(Nicolas Peltier)/製作:デビッド・フーシェ(David Foucher)
【原題】
KOUNACHIR
2022年8月3日セルDVDリリース
#クナシリ #国後 #KOUNACHIR
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本国ロシアで“上映拒否”劇場続出!北方領土・国後島の真実とは?/映画『クナシリ』予告編
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