命を懸けた闘いが始まる―ナチス最大の絶滅収容所で希望となった男の結末とは…『アウシュヴィッツのチャンピオン』の予告編が解禁!
第2次世界大戦最中の1940年。アウシュヴィッツ強制収容所に移送される人々の中に、戦前のワルシャワで“テディ”の愛称で親しまれたボクシングチャンピオン、タデウシュ・ピエトシコフスキがいた。彼には「77番」という“名”が与えられ、左腕には囚人番号の入れ墨が刻まれた。十分な寝床や食事を与えられることなく過酷な労働に従事させられていたある日、司令官たちの娯楽としてリングに立たされることに―。
この度公開となる予告編は、アウシュヴィッツ強制収容所に移送される最初の囚人として、主人公のテディが連行される場面からスタートする。
次々にガス室に送られる人々や射殺される人々、厳しい監視下で非道な扱いを受ける囚人らの様子が切り取られ、そこで起きていた悲劇が明らかになる。テディは、一人のカポ(囚人の中の統率者)にボクシングチャンピオンであった才能に気付かれると、看守らの娯楽としてリングに立たされることになる。次々に勝利を収めていくテディの表情からは、勝ち残ったことへの喜びではなく、誇りを持っていたボクシングが生き延びるための手段となってしまった事実に葛藤する様子が伝わってくる。それでも、親しくなった少年ヤネックや囚人仲間たちのために闘いを続け、戦利品として手に入れた食料や薬を惜しげもなく分け与えるシーンには胸が締め付けられる。
主演を務めたポーランドの実力派俳優ピョートル・グウォヴァツキがクランクイン数か月前からトレーニングを重ね、スタントマンなしで撮影に挑んだという鬼気迫るボクシングシーンは、本作の魅力の一つだ。テディは次第に、ナチスは無敵ではないのだという希望の象徴となり、囚人たちの士気を高めていくがー。
予告編の最後に、「いつかすべてが終わったら、君はどうやって生きる?」という司令官の言葉とともに映し出されるテディの表情が印象的だ。死の淵に立ちながらも何度も立ち上がるテディの姿に、本編への期待が高まる予告編になっている。
『アウシュヴィッツのチャンピオン』は2022年7月22日公開
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ナチス最大の絶滅収容所で希望となったボクサーの結末は/映画『アウシュヴィッツのチャンピオン』予告編
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