ヘレン・シャルフベック(1862-1946)生誕 160 年記念公開『魂のまなざし』。終生の友情を育み、どん底にあっても背筋を伸ばし絵を描き続けるフィンランドの画家ヘレン・シャルフベックの半生を描いた予告編が解禁!
ヘレン・シャルフベック(1862–1946)は、フィンランドで最も敬愛されるモダニズム画家。
病気から快復した少女をみずみずしく描いた《快復期》や、死に至る晩年まで自らを見つめ描き続けた自画像の数々に代表される彼女の作品は、多様なスタイルを取り入れつつも、寄り添うような親密さとメランコリー、静謐な美しさと力強さをどれも一貫してたたえている。
抑圧的な家庭や男性社会に臆せず、名誉よりも内から湧き出る情熱に従うシャルフベックの姿が、北欧の透明な光に輝く自然や街並みとともに全編美しい映像で描かれている。
画家として、女性として、一人の人間として自律的に生きるシャルフベックを演じるのは、第63回ベルリン国際映画祭でシューティング・スター賞を受賞したフィンランドの女優ラウラ・ビルン。監督はビヨンセ、セリーヌ・ディオン、ケリー・クラークソンなど数々のミュージック・ビデオを手掛けてきたアンティ・ヨキネン。監督2作目『Purge』(2012)は、本作と同じくラウラ・ビルンを主演に起用し、第85回アカデミー賞外国語映画賞フィンランド代表に選ばれている。
この度解禁された予告編では、世界的評価の著しいフィンランドの国民的画家ヘレン・シェルフベックの不器用でいながら真実を求め、情熱に従い生きた半生が切り取られている。
「なぜ戦争や貧困を描くのか。女流作家にふさわしくない。」と問われたヘレンは「画家が描くときは、作品の説明など考えない。着想は内側と外側から同時にわき起こる。芸術家は悲しいものよ。幸せでも。」と、意味深な微笑みを見せる。祖国独立と歩調を合わせるように、女流作家ではなく、一人の画家そして自立した人間として、苦難の時代を主体的に生き抜いていくヘレンだったが、世に名前が知られていく中でも、兄が一番優遇され母親に認められないことに苦悩していく。
そんな中、19歳年下の青年エイナル・ロイターと出会ったことによりヘレンの生活が一変する。特別な感情が芽生えていく自分を受け入れられないヘレンだったが、彼が旅立ったことにより、寂しいという気持ちを受け入れ全てを認めると決意。しかしやっと届いたエイナルからの手紙には衝撃的な事実が書いてあり、ヘレンはあまりの悲しさに絶望し倒れてしまう…。
ヘレンの凛とした姿を美しい自然と共にとらえた予告編をぜひ堪能してほしい。
『魂のまなざし』は2022年7月15日公開
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フィンランドの国民的画家ヘレン・シャルフベックの半生/映画『魂のまなざし』予告編
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